設置目的

 兵庫県立神戸高等技術専門学院は、仕事をお探しの方や新たに職業に就こうとしている方などに、就職に向けて必要な知識、技術・技能を習得していただき、少しでも有利な条件で企業等に就職していただくことを目的とする『公共職業能力開発施設』です。

訓練内容

 新規学卒者の方や離転職者の方を対象に「学院内で行う訓練(施設内訓練)」だけでなく、離転職者の方を対象に専修学校等の民間教育訓練機関等を活用した「学院外で行う訓練(委託訓練)」等も実施しています。

学院内で行う訓練(施設内訓練)

新たに学校を卒業される方や新たに職業をお探しの方を対象として、機械などの工学系の訓練から技能系訓練、事務系訓練など多くのコースを設置し、専門的な技術、技能の習得及び資格を身に付けていただくことを目的として、6ヶ月、または1年の期間にわたって実践的な教育訓練を行っています。

学院外で行う訓練(委託訓練)(施設外訓練)

 医療・介護・IT等に関する技能を修得する求職者スキルアップ事業や若者のキャリア形成を図るため、座学と企業での実習を組み合わせた訓練(デュアルシステム)等を実施しています。

在職者訓練

 在職者の方の技能向上を行うため、短期間の技能向上訓練、5軸加工機操作訓練や「AI」、「IoT」に対応できる人材育成のための「在職者訓練」を実施しています。

地域との連携

 地域の方々や企業等の連携を深めるため、「公開講座」や「見学会」等を実施しています。

技能検定会場

技能検定は、働く人々の技能と地位の向上を図ることを目的として、職業能力開発促進法に基づき実施されている検定制度です。 昭和34年度に実施されて以来、年々内容の充実を図り、現在では130職種(指定試験機関方式を含む)について実施されており、本学院も技能検定会場の一つとなっています。